ブックフォールディングの作り方
僕たちは本を材料にしたアートを作っていない。 僕たちはマジョリティに迎合しない。 マイノリティを受け入れる。 僕たちは決して驕らず、満足もしない。 謙虚にそして渇望し続ける。 文化を破壊しない。 新しい文化を作る。 多くの本は本棚の一部で、いつも背を向けています。 あなたの手で前を向かせることができます。 本のページを折るだけでね。 今までに経験したことのない新しい世界を目の当たりにするでしょう。 あなたの選択によって本は表情をガラッと変えます。 本へ折り込んだ気持ちはあなたの大切な人へ必ず届きます。 全く新しい本の楽しみ方を経験してください。 ようこそ OruFun へ。 1 必要なもの 適切な条件の本は以下です。 ハードカバーの本(図鑑や表紙の柔らかい本は使用しないでください) 必要なページ数より約 100 ページ数が多い本。 →スタッツテーブルの1を参照してください。 ページ数の表記がないページや、ローマ数字などの表記があってもそれらは数えないでください。 シャープペンシル→シャープペンシル以外はおすすめしません。 定規 付箋 スタッツテーブル 別冊のスタッツテーブルに記載されている、以下の3つの数字をメモしてくだ さい。 ①必要なページ数②パターンの高さ③最後のページ数 2準備 下の図のように本を置きます。 2-1 最初に折るページ 折った柄が本の中央に来るように、バランスをとります。 本のページの 50 ページ目あたりを開きます。そのページが最初に折るページになります。2-2 10 ページ毎にマークする。 ブックフォールディングにおいて、1ページとは紙 1枚を指します。 本に記載されているページ数はこれからは使わないでください。 最初に折るページから 10 ページ毎に、10、20、30 と③に達するまで番号を記入してください。 この番号は、印を何ページまで付けた判断するのに役立ちます。 2-3 0mm ポイント パターンの最上部に来る 0mm ポイントの位置を決めます。 2 の図のように本を置き、その状態でページの右端に定規の 0mm を当て、 35mm の位置に印をつけてください。 0mm ポイントは全てのページに必要になります。 先ほどつけた印に、下の図のように付箋を貼ります。 ③の次のページを開き、付箋をそのページに挟みます。 線を真っ直ぐに引くため、強く挟んでください。 付箋の右側に濃い線を引いてください。そして取り外してください。 3 印をつける。 ここからはスタッツテーブルを一緒に使います。(別ページ参照) 左の数字は何ページ目にマークするかを表しています。 Mark1、Mark2、共に 0mm ポイントを起点にマークし、その数値は 0mm ポ イントから何ミリの所にマークするかを表しています。 -マークの仕方- マークの仕方は4種類あります。 ・0mm (0mm に合わせてマークします。) ・0.5mm (0mm と 1mm の中間にマークします。) ・0.2mm (0mm の少し右側にマークします。) ・0.7mm (1mm の少し左側にマークします。) 4つのマークキング方法とスタッツテーブル使って、下記画像のようにマーク します。 数値が1つの場合でも一箇所に同じ方法でマークしてください。また、赤色のセルもありますが、マークの方法は同様です。 そしてこれから、全てのページにマークしていきます。 ・ 適度に休憩を取り、制作してください。 ・ 紙などで指や手を切らないように注意してください。 4 折る ここからはマークした全てのページを折っていきます。 指や手を痛める可能性があるので、あまり強く折らず、指の腹で優しく折ってく ださい。 基本的には、マークした箇所を90度に折ります。 中には下記の写真のように90度に折れない箇所も出てきます。 その場合は無理に 90 度に折らず、下図のように浅い角度で折ってください。 ...